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私の場合、うまくいったときと残念な結果に終わったときはプレパレーションから試射にかけての姿勢作りの成果が大きな要因を占めています。
車いすの角度で銃を構えたときに自然と黒点に銃口がすんなりと落ちるように目をつぶって確認するのですが、最後まで気に入らずに姿勢を変えたり、サイト調整を繰り返したときはまず10点になかなか入らない結果に至っています。
うん!!気に入った。これでよし!!と試射が撃てたときはいいですね。
10分のプレパレーションと試射を繰り返す練習はとても重要だと思います。
試射が終わると射座から離れて、もう一度プレパレーションで姿勢作りをするところから繰り返す練習は今でもやっています。基礎練習なのでおもしろくないんですけどね。
また、朝霞のエアライフル射撃場のテーブルは取り外しが効かない上に位置が高いので、車いすで構えたときに銃がテーブルにぶつかってしまうのと、標的交換がやりにくいため、自分で台を作り、その上に車いすごと乗り上げるようにして撃っています。
この台の角度や位置調整が慣れるまでは結構大変だったというか、今でも苦労しています。
台の上に乗っても標的を交換機に付けるのは大変です。位置が高く遠いので、交換に手間取るため、人の倍以上も時間がかかるため、いつも時間ぎりぎりに撃ち終わるパターンですが、時間内に撃ち終われば関係ありませんので、場数を踏んで自分の射撃パターンを確立することが重要です。
あと10分コールの時何発残っていても自分のパターンが分かっていれば大丈夫撃ち終わるぞと緊張しません。
いざとなれば、射場長に申告すれば2発まではペナルティーなしで撃ち込んでもいいのですから、自分の気持ちを楽にするように心がけています。
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